2013年11月13日水曜日

学術講演会(講演者:倉田幸路先生)がおこなわれました:11/7

2013年11月7日(木)に倉田幸路先生(立教大学教授)を迎えて,福島大学経済経営学類と福島大学経済学会との共催による学術講演会が開かれました。「包括利益と減損会計基準―はたしてIFRSとUS-GAAPは似ているか?―」と題した講演は,その対象を学類2-3年生を中心としておこなわれ,M-22教室いっぱいとなった150名を超える学生や本学教員が倉田先生の言葉ひとつひとつに耳を傾けました。

日常的な講義の時間では設例や仕訳問題の練習によって既に学んでいた減損会計についても,倉田先生からは理論的な側面,制度的な側面からもご講義いただきました。わが国の会計基準,米国の会計基準,そして国際会計基準それぞれに通底する考え方の違いを知ることで,「暗記」に頼ることのない学び,の大切さを改めて感じる,そういった貴重な時間だったのではと思っております。言を俟たず,万雷の拍手のうちに講演は終了しました。

講演会に引き続いておこなわれた研究会では,倉田先生を囲んで本学教員3名が減損や収益認識といった会計学の重要論点についてお話を伺い,意見交換をさせていただきました。ご多忙のところご来福いただいた倉田幸路先生にあらためて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
文責:平野 智久(講師)

倉田幸路教授(提供:平野智久講師)








学術講演会(提供:平野智久講師)