2015年2月4日水曜日

大学院経済学研究科 郡山教室:「企業におけるマーケティング活動の実際」(講師:畦地裕・三菱UFJリサーチ&コンサルティング) (講師:上野勉・株式会社ジーリサーチ代表取締役社長)

2014年12月20日は、経済学研究科 郡山教室の最終講義「企業におけるマーケティング活動の実際」でした。

講師は、畦地裕(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)先生と上野勉(株式会社ジーリサーチ代表取締役社長)先生。畦地先生のご担当の回(11月8日、11月15日、12月6日、12月20日)は、マーケティング理論やブランド戦略、新規事業開発についての講義が、上野先生のご担当の回(11月8日、11月29日)は、データサイエンス総論やビッグデータとマーケティング活用についての講義が行われました。



畦地先生のご担当の回では、現役で活躍されている経営者の方をゲストスピーカーとしてお迎えし、現場で活きるマーケティングの実例をご紹介いただきました。 
 
■(株)瀧口製作所の古田茂樹社長から、市場の変化に対応するためのマーケティング活動
 
■(株)キツタカの橘髙勝人社長から、新規事業戦略とマーケティング活動、自社の商品イノベーション 

■(株)JKBの三品清重郎社長から、伊達市におけるニット製品の復活とロシアへの輸出のとりくみ、日本ブランド活用の視点 

についてお話をいただきました。

さらに、畦地先生のレクチャーを受けてのケーススタディも、経営者視点での考察やディスカッションとなり、受講生たちからは、仕事で抱えている「イマの課題解決」のヒントをたくさん得ることができた・・と好評でした。


提供:郡山教室 
※写真は、畦地裕先生です。



一方、上野先生のデータサイエンスの講義では、統計モデルのマーケティング活用法、ビッグデータ対応技術最新例の紹介とマーケティング活用への今後の展望など、一歩先ゆく情報や技術にもふれることができました。


マーケティング理論はもとより、データマイニング、統計モデル、理論を実務に活かしたマーケティング事例、経営者視点のケーススタディなど、講義のスタイルは多彩かつ多角的で、アクティブな講義となりました。また、受講生の抱える課題との関連性を意識しながら、オリジナルな視点での深掘りをするなど、一人ひとりの仕事力向上につながる講義ともなりました。(全5回 土曜日集中講義)


提供:郡山教室
※写真は、上野勉先生です。



文責:吉田 佳世子

お知らせ①・・・・

ゼビオ様との連携で運営してまいりました「大学院経済学研究科 郡山教室」は、この講義を持ちまして終了となりました。郡山教室は、2015(平成27)年度よりリニューアルいたします。つきましては、教室の場所と開講時期も変更となります。詳しくは、こちら。(2015年1月7日のブログ記事へリンクします)

お知らせ②・・・・・

大学院経済学研究科では、2015(平成27)年度 学生(修士課程)追加募集を行います。追加募集の出願期間に先立ち2月9日(月)、午後7時より コラッセふくしま 小研修室にて「教員による社会人のための大学院入試相談会」を開催します。

  • 社会人特別入試への出願資格、
  • 出願に必要な提出書類、
  • 働きながら学びたい方に適した各種制度(長期履修学生制度)やカリキュラム(平日夜間開講・土曜日曜集中講義など)

について説明いたします。

ご希望の方には、個別相談にも応じます。


  • 平成27年度新規開講の土日集中講義方式の「ビジネスキャリア・プログラム」
  • 地域の復興につながる「食」と「農」の人材育成を目指す「地域産業復興プログラム
  • 租税法の修士論文で修士号を得ることも可能な「会計税務プログラム」(※税理士試験の科目免除にあたっては別途国税審議会の審査が必要になります

など、仕事に活かしやすいテーマに応じた3つのプログラムについてもご案内いたします。

詳しくは、こちら。(2015年1月30日のブログ記事へリンクします)