笹井 宏樹(佐藤英司ゼミ生)
私たち佐藤英司ゼミは昨年10月に開始した新しいゼミで、2年生の男子4人、女子2人の計6人のメンバーで活動しています。
そんな誕生したばかりの私たちのゼミが研究を始めるきっかけとして、福島県の明らかになっていない特徴を探していたところ、福島県のケーブルテレビの普及率が全国と比較して極めて低いという興味深いデータを発見。そこから、「なぜ福島県におけるケーブルテレビの普及が遅れているのか」というテーマで研究を始めました。
最初は6人という人数が少ない中で、データ収集に悪戦苦闘しながらも、ケーブルテレビの普及が遅れている要因として「①福島県のテレビ電波の強い②有料コンテンツに対する選好が比較的低い③すでに地域情報を発信するネットワークが存在する④ブロードバンドの普及」という4つの仮説を立てました。
さらに、ただ集めた資料をそのままパワーポイントで発表するだけでなく、資料をグラフや表にまとめたり、ケーブルテレビの仕組みなどわかりにくい点は図に示したりと、よりスマートに自分たちの研究結果をプレゼンテーションできるよう工夫も加えました。
そして、合同ゼミ発表会当日では、いろんな方が私たちのゼミの研究テーマに興味深いと思っていただけたのか、また、プレゼンテーションでの工夫が評価されたのか、なんと特別賞を頂くことができました!
最後に、まだまだ未熟な佐藤英司ゼミではありますが、今回の合同ゼミ発表会で指摘された点を検討し、さらに、これまでの仮説をより詳しく研究することで、今後の卒業論文へとつなげることができるように研究を進めていきたいと思います。