2015年4月21日火曜日

福島大学硬式野球部は神宮を目指して頑張っています。

福島大学硬式野球部は、南東北大学野球連盟1部リーグに所属する伝統あるチームです。近年では2011年秋季リーグで優勝、2014年春季リーグで準優勝するなど、好成績を収めてきました。今年も、神宮(全国大会)を目指して春季リーグが始まりましたが、現在(2015.4.20現在)、21敗とまずまずのスタートを切っています。

チームは、学生コーチの佐藤祐君(行政政策学類・米沢興譲館高)、主務の新田幸奈さん(人間発達学類・葵高)、キャプテンの鈴木祐太朗君(人間発達学類・会津高)、エースの加藤由真君(人間発達学類・会津高)を中心に、スタッフ、ベンチ、フィールドプレーヤーが一体となった、チームワークで勝負する素晴しい特色を伝統として持っています。リーグで最も声の出るチームでもあります。

経済経営学類生では、椿貴行君(投手・新発田高)、齋藤耀君(投手・白石高)、益子弦君(捕手・水戸商高)、藤原一誠君(DH兼捕手・秋田商高)、青野圭輔(遊撃手・土浦第三高)、田部駿介君(一塁手・会津高)、佐藤隆君(投手・保原高)が活躍しています(2年生以上)
 現在新入部員を募集中ですが、すでに多くの1年生が入部してくれているようです。

国立大学で神宮を目指すということには、野球をすることそれ以上の、特別な意味があると私は思っています。単純に野球がうまくなりたい、全国大会に出たいというのであれば、福島大学にくる必要はないかもしれません。野球強豪大学とは異なり、福島大学には立派な専用設備があるわけでも、コーチングスタッフが充実しているわけでもないからです。
 
しかし私は、逆にそれこそが福島大学硬式野球部の誇るべき点だと考えています。自分たちで練習メニューを考え、工夫し、遠征費や道具代を工面し、そして勉学にも励む。このように個人個人が、責任感を持って主体的に考え、行動してゆく、その努力の数々が、福島大学硬式野球部の強さを生み出し、そして部員一人ひとりの人間的な成長へとつながっているのだと思います。

高校球児の皆さん、福島大学でいっしょに神宮を目指してみませんか。

そしてこれからも福島大学硬式野球部の応援をよろしくお願いします。
文責:衣川 修平(准教授)
 
日大工学部戦を前にルーチンの雄叫びをあげる福島大ナイン。
荘内銀行・日新製薬スタジアムにて。2015.4.18撮影。
衣川修平准教授提供