2015年4月から経済経営学類専門科目として新規開講した「プロスポーツ経営実践論」ですが、第2回の4月17日(金)には、楽天野球団の立花陽三社長が講義を担当されました。球団のビジョンや、他のプロスポーツビジネスとの比較、ファン育成の重要性など、トップマネジメントならではの視点で学生にわかりやすく伝えてくださいました。
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立花陽三社長 |
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222人の履修登録者で埋まったL2教室 |
立花社長が「福島県で楽天イーグルスのファンを増やすにはどうしたらよいだろうか」といった問いを学生に投げかけると、学生からそれに対する意見や質問の手が次々に上がるなど、シャイな学生が多いにもかかわらず、大変盛り上がった回となりました。
球団社長自らの登壇ということで、各種メディアの注目も高く、NHK福島放送局、福島放送、福島民報、福島民友といった地元メディアはもちろんのこと、普段大学とは縁の薄い、スポーツ報知やスポーツニッポンといったスポーツ紙からも取材がありました。
授業後は学長室にて中井学長より、本科目開講と付属小学校でのイベント開催に対してお礼を申し上げました。
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会談する立花社長(右)と中井学長 |
また、4月19日(日)には、楽天野球団のご提案により、福島大学関係者(学生、教職員および家族)を対象とした、観戦バスツアーが実施されました。福島大学を発着地として、貸し切りバスでイーグルスの本拠地
コボスタ宮城に赴き、当日開催された北海道日本ハムファイターズ戦を観るものです。バス代・チケット代にロゴ入りフェイスタオル付きがついて、1,000円という破格の条件です。
しかも、球場では岡島選手といっしょに記念写真を撮るというサプライズがありました。これは、17日の授業内で、学生から「選手と触れ合う機会があったらファンが増えると思う」という意見があがり、それに対して立花社長が「じゃあ、19日のバスツアーで早速試してみようか」と仰ったことから実現しました。参加した約80人にとって忘れられない機会になったでしょう。
(担当:遠藤明子)