※福島大学経済経営学類後援会会報 第53号(2017.1/27発行) 転載記事
2016年度
新入生学外研修・被災地見学 実施報告
経済経営学類 准教授 学生生活委員 沼田 大輔
福島大学経済経営学類では、福島県の復興・地方創生に寄与する人材の育成・定着のすそ野を広げるべく、今年度、試行的に、福島県内の被災地見学を組み入れた新入生学外研修を、全ての新入生に実施しました。
実施にあたり、福島大学経済経営学類後援会のご支援を頂きました。ここに厚く御礼申し上げます。ここでは、今回の新入生学外研修の実施概要、参加した学生・教員・関係者の感想を掲載させて頂きます。
なお、今回の新入生学外研修について、各教養演習の学生からの報告は、2016年8月発行の福島大学経済経営学類後援会会報第1号の「飛躍の出会い」の欄をご覧ください
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1 実施概要
今年度の新入生学外研修の実施にあたり、入学式後の後援会総会で、今回の学外研修についての情報提供をさせて頂きました。
2016年4月20日(水)の午後に、全ての新入生、および、新入生の演習担当教員に、今回の学外研修についての合同説明会を実施しました。そして、各教養演習で、行き先の希望をとりまとめ、その希望を反映した行き先を手配しました。
新入生は、事前に、行き先のことを詳細に記したしおりなどをもとに、あらかじめ行き先について学び、各自の目標を設定しました。研修は、学生・教員が演習クラス単位で、次節に示す行き先を訪問し、被災地の現状を地域の方々から学び、地域の方々と交流しました。研修後は全ての参加者から振り返りシートを回収し、学びの状況を把握しました。
2 各研修の概要
研修は、下記の6つに分かれて実施しました。新入生はいずれか一つに参加しました。a)からe)のプランでは、研修先の手配・当日の引率・しおりなどは、ふくしま未来学推進室事務局と協力し、貸切バスを活用し、信陵総務委員会の学生(経済経営学類
2年生10名)がチューターとして付き、下見、関係者での振り返りなども実施しました。
a)川内村;2016年6月4日(土)、渡邉教養演習、参加学生20名
東日本大震災から現在までの村の変遷、帰還して4年を迎える住民の生活を知ることを目的に、除染廃棄物仮置き場の見学、二区老人会の皆さんとカーリンコンなどを行いました。詳しくは、ふくしま未来学のホームページのhttp://coc.net.fukushima-u.ac.jp/?p=1016 をご覧ください。
【参加学生の感想】
被災地の今を知ったことで福島に対するイメージが変わった;除染廃棄物仮置き場の現状を見て、将来少しでも福島に貢献したいと思った。
【渡邉万里子准教授の所感】
学生は、除染廃棄物の最終処分や若者の帰還といった未解決課題を深刻に受け止めながらも、明るく元気いっぱいの住民の皆様の姿に驚き、励まされたようです。後日の演習で、「川内村の課題は何か」「持続的な再生には何が必要か」を議論しました。
通常の演習でも問題を定義し、解決策を議論していますが、ここまで複雑な問題を扱ったことがなかったので、議論は煮詰まりました。それでも被災地への興味関心が深まったこと、ゼミ生同士の仲も深まったことは収穫だったと感じました。私自身、ふくしま未来学の地域コーディネーターや学生チューターの皆様の準備や被災地での振る舞いは大変勉強になりました。今後参加する機会があれば、通常の演習との関連を意識しながら研修内容を効果的に活用していきたいです。
b)楢葉町;2016年5月21日(土)、西川・根建教養演習、参加学生37名
全町避難の後、避難指示解除された楢葉町の現状、地域の方々との交流を通して楢葉町の自然と暮らしを知ることを目的に、「ならはふるさと案内人」による案内、「ならはスポーツクラブ」の皆さんと木戸川渓谷ウォーキングなどを行いました。詳しくは、ふくしま未来学のホームページのhttp://coc.net.fukushima-u.ac.jp/?p=849をご覧ください。
【参加学生の感想】
このような自然豊かな場所を訪れることができて本当に良かった;訪問先で出会った方々が必ず「悪いことだけではなかった」「震災から学べたこともたくさんあった」という話をされていて、そういった前向きな気持ちがあったからこそ、復興へ少しずつ歩めているのだと感じた。
【根建晶寛准教授の所感】
人は他者と結びついていると実感できるとき、「幸福」を感じるとされています。2011年3月11日、とりわけ小さな子供の「幸福」がうばわれた映像を見たとき、私は何とも切ない気持ちになったのを今でも鮮明に覚えています。
あれから約5年、私は楢葉町に赴きました。昨年、ふくしま未来学の「むらの大学」の引率スタッフとして同行させて頂いた時と同様、ふくしま未来学のコーディネーターの方々が作成された企画がとても素晴らしかったです。天神岬広場で学生と輪をつくって一緒にお弁当を食べ、食後に木戸川渓谷ウォーキングに行きました。学外研修を通じて、福島の現状を観察するだけでなく、学生同士の円滑な交流が促されたと思います。
次年度以降も、ふくしま未来学などを通じて、地域に関心をもつ学生が交流できる機会を得られること、そのために企画作成にあたるふくしま未来学のコーディネーターの活躍する場が保証され、本事業を継続させていくことが必要かと思われます。
c)金山町;2016年6月11日(土)、清水・尹(ユン)教養演習、参加学生39名
福島第一原発から130㎞離れた金山町の放射性物質による被害と影響、町民との農業体験を通して、超高齢化集落の実態を知ることを目的に、マタギの猪俣昭夫さんの話を伺い、農家の皆さんとエゴマの植え付けなどを行いました。詳しくは、ふくしま未来学のホームページのhttp://coc.net.fukushima-u. ac.jp/?p=948 をご覧ください。
【参加学生の感想】
現地の人たちの温かみを知ることができた;大学生活での心構えや親のありがたみを教えて頂いた;出会った人々の元気、楽しさ、一生懸命さが直に伝わってきて、自分も励まされる気持ちになれた;役場の方々と町おこしの企画を考えるなど、もっと自発的な活動ができたらと思います。
【参加教員の感想】
記憶に残る体験をさせることができたと思う;学生との相互交流と現地研修の同時追求
は無理があり、現地研修にしぼるべき。
【尹 卿烈(ユン)教授の所感】
本研修は、新入生が、大学における自主的な学び・実践を伴う学びの楽しさを体験できる良いチャンスと思い、演習の活動に取り込んだ。研修前に、教養演習で学生と訪問先の状況を調べて討論し、研修目標を①東日本大震災の影響で風評被害に直面している農村部の現状を知る、②少子高齢化が急速に進む地域が抱えている問題を知る、③同地域を活性化できる方策を探る、④地域の方々と学生の交流を図るとした。研修についての学生の満足度は非常に高く、新入生に福島に山積している問題に関心を持たせる良い教育の場であったと判断している。高齢化が進む地域の住民が試みる若者定着を目指した取組、元気溢れる高齢者生活を目指した取組を、エゴマの植え付け体験など町民との共同作業を通じて、知ることができた。
今後の演習では、今回の研修の教訓を生かして、観光を通じた地域ブランドの確立、それを通じた雇用創出の試みに関する活動を実施したい。体験型の研修は教室の中での学習では得られない貴重な経験であるので、積極的に教育に取り込みたい。
d)南相馬市;2016年6月4日(土)、中村陽人・沼田教養演習、参加学生38名
津波・地震・原発による被害状況、復興に向けた取組を知ることを目的に、(株)菅野漬物食品社長の講話、津波被災地の見学、南相馬市小高区の皆さんと卓球や公園の整備などを行いました。詳しくは、ふくしま未来学のホームページのhttp://coc.net.fukushima-u.ac.jp/?p=987 をご覧ください。
【参加学生の感想】
震災から時間が経った今だからこそ、当時と今で変わったこと、変わっていないことを知る必要があると感じた;「何かを続ける」という根底にある想いは「人や地球のため」ということに興味を持ちました。
【参加教員の感想】
学生がどのような学びを得たのかを教養演習の中でフォローアップしながら見ていきたい;今回整備に関わった公園に定期的に大学生が訪れ、公園の移り変わりを追い続けられればと思います;ふくしま未来学の地域コーディネーターの方々やチューターの学生さんにお世話になりっぱなしだった。
【中村陽人准教授の所感】
南相馬の海から吹き付ける強い風の中で、説明を聞いている学生たちは静かに深くその風景を胸に焼き付けていたに違いない。バスを降り、談笑しながら歩いてきたときとはまったく別の表情になっていた。不自然に何もない、草に覆われた野原が眼下には広がり、高台には骨格だけを残しすべての機能を失った家屋が見受けられた。5年たった今でもまだ、津波のすさまじい破壊力が色あせることなくその場には存在した。地震、津波、放射性物質という3重苦のために、福島県には他の被災地とは異なる震災復興の現実がある。一方で、福島大学の学生であっても大学やその周辺で通常の学生生活を送る限り、震災復興の現実はニュースの中のトピックにすぎない。この研修によって目の当たりにした光景は現実の中のほんのわずかな一部でしかないが、もう彼らの言う「震災復興」はニュースの中の言葉ではないそしてそれこそが今後の福島にとって何よりの財産となるだろう。
e)伊達市;2016年5月14日(土)、菊池壮蔵・佐藤英司・野口・マクマイケル教養演習、
参加学生74名
農作物の風評被害払拭にむけた取組、世界に誇れる高度な技術を持った産業の地域における役割を知ることを目的に、桃農家への訪問、富士通アイソテックの見学などを行いました。その後、学生同士の交流を深めるバレーボール大会を、富士通アイソテックの体育館で実施しました。詳しくは、ふくしま未来学のホームページのhttp://coc.net.fukushima-u.ac.jp/?p=812 をご覧ください。
【参加学生の感想】
桃の畑で生産者のお話を伺って、本当に大変な苦労をされてきたのだなと思った;震災後の取組について知ることができ、教養演習内の交流も深まり、本当に充実した研修になった;自分が今後どのように復興に携わることができるかを考えるとても良い機会だったのでとても感謝している。
【参加教員の感想】
できることがあれば、お手伝いさせて頂きたいと思いました;訪問先が多かったのでは。1つに絞った方が学習はしやすかったと思います。
【マクマイケル・ウィリアム助教の所感】
県外出身者が大半であった本教養演習クラスにとって、被災地が現在直面している様々な課題についての共通知識を醸成させる機会となった。また、研修後、この共通知識をベースに本演習のテーマである「グローバル人材育成」がどのように地域づくりに関連していくかを考察するきっかけともなった。伊達市の「健幸都市」計画がドイツやフィンランドを参考にしていること、富士通の「伊達モデル」、JA伊達みらいの品質管理システムなど、世界最先端の知識の結集が地方で行われている実例が、その後のクラス内の議論を形作った。演習クラス全員が参加する協働体験としてバレーボール大会も企画されるなど、たった一日であったが教養演習内の活動基盤を形成するうえで欠かせない収穫が数多くあった。企画してくださった教職員・学生チューターの皆様に心から御礼を申し上げると同時に、次年度以降、企画段階から教養演習の担当教員を巻き込むことで、企画運営の負担の分担と、より各演習のテーマに沿った研修が実現されることを期待している。
f)各教養演習独自で企画
荒教養演習: 2016年6月10-11日、二本松市役所、 参加学生18名
後藤教養演習:2016年6月12日、土湯温泉バイナリ―発電所、参加学生18名
【参加学生の感想】
震災から5年が経った今でも苦しめられていることは何なのかを知ることができた;バイナリ―発電の仕組みや復興事業について学ぶことができた。
【荒知宏准教授の所感】
私の教養演習では、学生を3班に分けて、金銭や距離の制限内で、行きたい場所の情報収集を行った。そして、最終的に各班のプレゼンを行い、投票によって行く場所を決めた。研修先をアピールするために調べる過程で福島県内の被災地の情報集めをしたので、選ばれなかった研修先についても、各自の知識を深められた。新入生同士の交流という従来の学外研修の目的に加えて、被災地の理解という新たな目的を加えることができた。来年度も教養演習を担当するならば、この方式を継続したい。
3 振り返りシートの集計
冒頭に述べた振り返りシートをもとに、今回の新入生学外研修の評価を試みました。振り返りシートは、研修前に、今回の研修について各自の目標を記入させ、その目標がどの程度達成されたかを、研修後に理由とともに尋ねました。また、研修でどのような交流ができたか、学外研修の感想、訪問先の方々へのメッセージ、学外研修の要望などを尋ねました。
さらに、2節で示したa)からe)の5つのプランについては、現地について初めて知ったこと・興味を持ったこと・もっと深く知りたかったことなども尋ねました。これらが記入された振り返りシートを、教養演習ごとに担当教員が読み、優れていると思われるシートを選びました(なお、2節で示した【参加学生の感想】は、この優れていると思われるシートから抜粋しました)。そして、すべての振り返りシートを学生生活委員が集約し、関係者と共有しました。ここでは、今回の研修についての各自の目標がどの程度達成されたかを集約した結果を示し、その傾向を考察します。
表1は、各自の目標の達成度について、全体の傾向を示したものです。
各自の目標は、「とても達成された」「ある程度達成された」で95%を占めています。表2は、各自の目標の達成度について、プランごとの傾向を示したものです。
dプラン・eプランで、「ある程度達成された」「あまり達成されなかった」が相対的に多い傾向が伺えます。dプランで「あまり達成されなかった」と回答した学生は、「地元の方々と積極的に交流すること」などを目標としていましたが、「あいさつや自己紹介程度で終わってしまった」「地域の方々との交流があまりできなかった」と述べています。dプランでは、南相馬市小高区の皆さんと卓球や公園の整備などを行いましたが、卓球の時間が短く、公園の整備では草むしりなどの作業が中心となり、住民の方々と話す機会をうまく創出できなかったことが原因と思われます。
eプランで「あまり達成されなかった」と回答した学生は、「被災地の現状を知り、自分に何ができるかを考える」などを目標としましたが、「今の自分にできることを見つけられなかった」などと述べています。eプランでは、学生同士の交流を主眼にバレーボールを行う時間を確保するため、被災地見学が駆け足になったことが原因の一つと思われます。
一方、fプランでは、「とても達成された」が相対的に多い傾向も伺えます。普段の教養演習の中でプランづくりに学生自身が関わることが、fプランの評価を高めた一つの理由と思われます。普段の教養演習における位置づけをしっかり意識し、教養演習の担当教員・学生が研修のプラン作りに関わることが、研修の満足度を高めるのに必要と思われます。
4 関係者の感想
4.1. ふくしま未来学推進室事務局 地域コーディネーターの感想
(北村育美さん、高橋あゆみさん、新田真由子さん)
今年度、経済経営学類と協力し、新入生学外研修・被災地見学が実現しました。ふくしま未来学としては、各訪問地域での活動や取組の見学、住民の方々との交流といった企画に協力しました。ふくしま未来学は、2013年度に文部科学省「地(知)の拠点整備事業」に採択され、「原子力災害からの地域再生を目指す「ふくしま未来学」の展開」として、地域の未来を創造できる人材の育成を、教育・研究・社会貢献の面から推進しています。
学生が地域に出向く機会や学びを提供している私たちにとって、この研修は願ってもない機会でした。今回の研修は日帰り訪問で、学生の理解が深まるか懸念しましたが、学生の感想から「復興に向けて明るく取り組んでいる人たちに出会ったことで考えが変わった」「今後も被災地に目を向け、自分にできることから行動していきたい」など、多くの学生から行ってよかったと前向きな声が聞かれました。実際に現地に足を運び、自分の目で見て感じるこの研修は、入学直後の学生にとって、今後の福島での生活や将来においても非常に意義のあることだったと感じています。
4.2. 信陵総務委員会代表の佐久間友宏さんの感想
私たち信陵会総務委員会にこのような素晴らしい企画の運営に関わらせてくださいました関係者の方々に御礼申し上げます。先輩から代を引き継いだばかりのことでした。
「被災地だからこその学外研修をしよう」という提案を頂いたところから、昨年までとは違う学外研修が始まりました。このお話しを頂いた時には、規模の大きさや、各地域・団体などの外部と関わっていくため、大きな高揚感とプレッシャーがありました。下見や買い出し、打ち合わせがあり、目まぐるしい忙しさでしたが、関係者の方々の親身なサポートがあり、楽しく積極的に運営に関わることができました。本番を終え、振り返ると得たものはとても大きかったと感じます。現地の方々の話や心情を実際に聞き、復興というものが肌で感じられました。そして、チューターとして、一年生が福島に対して興味を持ったり、真剣に考えてくれる機会をサポートできたことを大変嬉しく感じました。
私は来年もこの企画を続けてほしいと思います。この学びは福島大学しかできないし、被災地に訪れることで震災関連の授業でも学ぶ姿勢が大きく違ってくると思います。さらには教養演習のメンバーとも親睦を深められ、みんなで福島について考えられて、まさに一石三鳥です。「私の年代もこんな企画があったらなぁ」と、ため息が出るような学外研修を来年度もできることを願っております。
4.3. 阿部高樹 経済経営学類長から、
今年度の新入生学外研修の総括と今後の方向性
前年度までの学生間交流型の新入生学外研修に対して、被災地研修の要素を加える方針が最終的に決定されたのは、新年度が始まる直前でした。準備期間は限られていましたが、学類教員会議としても、総じて「大きな効果があった」という総括となりました。そして、今年の経験を踏まえた形で、教養演習を単位とした「地域訪問型研修」の来年度の実施体制を決定しました。
現在、福島大学では全学教育改革案を策定中であり、その中で、アクティブラーニング(能動的学習)としての地域訪問型研修を重要な要素として組み込むことが検討されていますが、本学類の試みはその先鞭を着けるものとなっています。答えが一つに定まらないような諸課題に人々が立ち向かう姿は、学生たちに大きな刺激を与えており、問題意識をもって学ぶ上での原動力となることを期待しているところです。
福島大学は、地域に根ざした大学として、福島の復興・創生に寄与する活動を展開してきました。加えて、「福島・被災地だからこそ学べること」を通じて、学生たちが将来、地域で、全国で、そして世界で逞しく生きていく力を高める教育にも注力しているところです。今後とも、後援会の皆さまのご支援をよろしくお願い致します。
5 おわりに
新入生学外研修に被災地見学の要素を盛り込むという依頼を、2016年1月に受けてから、様々な関係者との調整に追われ、タイミングを見て進めていく必要もあり、大変でした。しかしながら、無事に全プランを行うことができ、全ての教養演習で、被災地見学を行うことができ、学生・教員から総じて高い評価を頂き、「こういうことをしたかったので福島大学に来た」と私に話してくれる学生もいました。
さらに、ふくしま未来学のホームページ・ニュースレター、そして、この後援会会報に特集で、今年度の新入生学外研修の情報を掲載できました。来年度の新入生学外研修では、教職員・学生・関係部署がより主体的に関われる仕組みづくりが求められると思われます。今年度の経験をもとに、来年度、地域訪問型研修がさらに発展することを願っております。
最後になりましたが、今回の新入生学外研修は、様々な方々にお世話になりました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。