2013年5月10日金曜日

専門演習紹介:中村陽人ゼミ・夏合宿

※後援会報 第45号(2013.1/25発行)転載記事

細越 美智(中村陽人ゼミ生)

私たち中村ゼミは今年で創設4年目の新しいゼミです。歴史の浅いゼミなので、イベントも恒例行事などがなく、今いるメンバーで試行錯誤しながら楽しい企画をし、それを代々引き継いでもらおうと計画しています。ちなみにゼミ女子メンバー同士での女子会は、恒例行事にしたいなと密かに考えています。

今年の夏合宿は去年と同じ福島県二本松市のあだたらふれあいセンターで、9月21日から23日までの二泊三日で行いました。一日目の午前は私たち三年生が行っている自主研究の成果発表と四年生の卒論の中間発表があり、午後はゼミで扱っている消費者行動論を分析するための手段として用いる、検定や統計学の基礎等の復習テストを行いました。そのテストがなかなか難しく、やる気を出すためにもし100点を取ったら合宿費の半額を先生が払ってくれるという条件付きでテストに挑みました。

結果は空しくも惨敗。ゼミ生で100点を取れた人はいませんでした。テスト範囲であった検定などは去年学んだ内容だったということもあり、忘れている部分がとても多かったです。結果は散々でしたが、それを再確認する意味でもテストができて良かった、と思うようにしています。(しかも実際のところ、先生自身もお財布の心配をしていたようで、100点が出なくてホッとしていた部分もあったようです。)

二日目は一日中、四年生が企画してくれた就活対策として、個人面接から集団面接、グループディスカッション、そして営業体験など様々な内容を行いました。面接対策では、面接を受ける側だけでなく、する側の面接官も体験することで、どんな対応だと印象がよく見えるのか、どんなしぐさが目を引いてしまうのかなど客観的に学ぶことができ、貴重な体験でした。卒論で忙しい中、朝から夕方までの一日中のスケジュールを組んで下さり、さらに面接官などとしても指揮をとってくれた四年生の先輩方には本当に感謝しています。

三日目は昨日までのストレスを解消させよう、ということで、体育館でバレーなどのスポーツをしました。ストレス解消もでき、二年生とスポーツを一緒にしたのは初めてだったのですが、新たな一面を発見できたり、とても充実した時間を過ごせました。

夏合宿は二年生から四年生までが初めてそろった行事ということもあり、最初はお互いによそよそしかったんですが、次第にそれもほぐれていったように感じます。ゼミの新体制は始まったばっかりなのでこれからたくさんのイベントをどんどん企画して、真面目だけどはじけるゼミにしていきたいと思います。


提供:写真部