2013年7月18日木曜日

佐野孝治研究室:クローズアップAfricaを終えて   

水間 慧(佐野孝治ゼミ生)

7月3日に、佐野孝治ゼミナールでは、JICA二本松、NPO法人ルワンダの教育を考える会と共同でクローズアップAfricaというイベントを行いました。

きっかけは6月1日から3日間かけて開催されたTICADⅤ(第5回アフリカ開発会議)への参加で、そこで学び、気づいた「アフリカの今」を福島でより多くの人に知ってほしいという思いのもと企画しました。



提供:佐野孝治ゼミ
イベントは3部構成になっており、第1部ではNPO法人ACE提供の『バレンタイン一揆』を上映し、児童労働の現実、そしてそれを解決するひとつの方法としてのフェアトレードについて映像で伝え、第2部の報告会ではゼミ生がTICADで学んだことを「環境」「人材開発」についてまとめ報告しました。

第3部の講演会ではNPO法人ルワンダの教育を考える会の理事長であるカンベンガ・マリールイズさんを招き、内戦や教育についてのお話をいただきました。

そのほか、民族衣装を着てルワンダのフェアトレードコーヒーやフェアトレードチョコレートの配布も行いました。

今回のイベントを通して自分の考え・想いの伝え方の難しさや、企画運営の難しさなど普段のゼミでは得られない貴重な経験ができたとともに、自分たちがアフリカについて学んだことにしっかりと向き合うことで知識も定着できたので非常に有益で、得ることの多いイベントとなりました。

今回のイベントにとどまらず、今後ともJICA二本松やNPOと連携して、アフリカだけでなく世界の現状、課題、そして自分たちができる国際協力について多くの方に伝えられる機会を作っていきたいと思います。


提供:佐野孝治ゼミ