※福島大学経済経営学類後援会会報 第53号(2017.1/27発行) 転載記事
後援会主催学類状況説明会報告
庶務会計委員 井上 健
今年度の経済経営学類後援会主催による学類状況説明会は、11月12日(土)に金谷川キャンパスで開催されました。当日は、多くの保護者の方々にご参加いただきました。この場をお借りして、改めてお礼を申し上げます。今年度からキャンパス内の駐車場が有料化され、当日車で来られた方には無料化処理の手続きが必要でした。この点について事前にお知らせをしておらず、皆様にはご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ありませんでした。次年度以降、改善させていただきます。
昨年に引き続き本年度も2015年7月にリニューアルオープンした附属図書館の見学ツアーを実施しました。今回のリニューアルに伴いフロア面積が約1.5倍となり1万平米を超える大きな図書館になりました。また、多様な学習環境、主体的な学習の場を提供することを目的として「ラーニングコモンズ」が整備されました。ツアーに参加された方々からは「素晴らしい施設で感心した」といった感想をいただきました。
全体説明会は、昨年同様、1・2年生の保護者と3・4年生の保護者とで会場を分けて行われました。1・2年生の保護者対象の会場では、角田後援会会長のご挨拶、学類長挨拶に続き、教務委員からは、学類の教育体制の概要の紹介に加えて、教育成果の可視化に関し社会の要請が強まっていることや学生の日常生活と成績との関係について報告がありました。学生生活委員からは、個人情報の取り扱いをはじめとした、学生が大学生活において注意すべき諸点について説明がありました。就職委員からは、最近の学生の就職状況についての報告とともに、就職活動において家庭がどのような対応をすることが望ましいか、についての説明がありました。1・2年生の会場においては、前半の時間帯、暖房設備機能せず、保護者の方々にはご負担をおかけしてしまい大変申し訳ありませんでした。次年度以降、同様のことがないよう、改善に努めたいとおもいます。
一方、3・4年生の保護者を対象とした会場では、就職状況説明に重点を置いて説明会が実施されました。後援会会長、学類長の挨拶の後、就職委員から、現在の就職活動の特徴、福島大学における就職状況および就職支援の取組、学生の心構え、保護者の役割などについて、詳しい説明がありました。
全体説明会終了後、個別面談会が行われました。本学類では学生全員に「アドバイザー教員」を割り当て、教務、学生生活、就職等に関わるきめ細かい指導を行っております。個別面談会では、アドバイザー教員を中心とした本学類教員が保護者の方々のご相談に応じさせていただきました。
当日記入いただいたアンケート結果を見ると、保護者の方々が就職状況、学習状況、生活状況に強く関心を持たれていることが分かりました。今回の学類状況説明会が役に立ったというご意見もいただいており、開催の意義を確認することができました。一方、すべてのご要望にお応えできていないのも事実であり、これについては、今後の課題として認識しております。何か、ご要望やご不明な点がありましたら、後援会事務局までお気軽にご連絡ください。
今後とも、経済経営学類の取組について一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。