2013年7月17日水曜日

第23回飯塚毅賞受賞者:渡辺敬大さん

※同窓会報『信陵』No.83(2013.4/25発行)転載記事


栄えある第23回「飯塚毅賞」受賞者

2012年度(平成24年度)の飯塚毅賞の選考会は、去る2月27日「福島ビューホテル」において表彰委員会(委員長平子健会長)が開催され、大学経済学会から厳選の上推薦された候補者について慎重に選考が行われた。

その結果、研究成果、人物において、他の範となる次の8名が、今年の飯塚毅賞の表彰者に決定した。表彰式は3月25日(月)開催の卒業祝賀会の席上行われ、それぞれ同窓会より、表彰状と記念品の置時計が授与された。

渡辺 敬大君
論文
「インド・デリーメトロ事業の影響と評価ー円借款事業の「成功例」として、都市交通のひとつとしてー」



この度は、飯塚毅賞に選出いただき、誠にありがとうございます。このような名誉ある賞をいただけたことをとても光栄に存じております。

私の論文は、日本がハードとソフトの両面で計画発足時から支援をしているインドの首都・デリーに展開する地下鉄「デリーメトロ」を取り扱っています。そして、デリー・メトロが円借款事業として、かつ、都市交通としてどのような成果をあげているかを検証しています。このようなテーマはかねてから興味を持っていましたので、大学生活の集大成である卒業論文を通して研究できたことを大変嬉しく感じております。

最後となりましたが、論文の執筆にあたりまして大変お忙しい中でも真摯にご指導くださった佐野孝治先生、貴重な資料を提供してくれ丁寧なご説明をくださったJICAインド事務所の渡辺泰介さま、そして困難な時においてもずっと励ましてくれた両親やゼミ生の皆様へ、この場をお借りして深く御礼と感謝の意を表します。


以上

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写真は、卒業祝賀会での表彰式の様子です。(撮影:沼田大輔准教授)