2014年3月26日水曜日

大学院経済学研究科 学位記授与式:3/25

2014年3月25日(火)本学体育館での学位記授与式(全体式)のあと、午後12時15分より行政政策学類棟・大会議室において、大学院経済学研究科学位授与式が執り行われました。(経済経営学類棟は耐震工事中のため行政政策学類棟をお借りしました)

18名(内1名が欠席)の大学院修了生には、修士の学位記が真田哲也経済学研究科長から一人ひとりに授与されました。(臨席:手代木有兒副学類長・阿部高樹副学類長・貴田岡信副学類長)


経済学研究科学位記授与式後の記念撮影(提供:経済経営学類支援室)

本学の経済学研究科は、社会人院生が多いのが特色の一つです。社会人院生は、仕事と学業の両立を支援する制度やカリキュラムを上手に利用されて、この晴れの日をむかえられました。

レポートコピーやプレゼン用パワーポイントデータのセッティングのお手伝いをする機会が多かった私には、社会人院生のみなさまの御苦労がよくわかりました。強靭な集中力と密度の濃い考察力、そして合理的な時間配分で乗り超えてこられた皆さまに心よりお祝いを申し上げます。おめでとうございます。


経済学研究科修士課程修了者(提供:ブログ編集室)

そもそも人は、特定の業界、特定の組織、特定の環境だけで仕事をしていると、いつのまにかその世界の価値判断ばかりが優先されて、使う言葉の種類までもが狭まってしまい、考え方も「凝り固まって」しまうものだと言われています。

真のビジネスマンや政策マンとして結実するためには、時には「違う考え方に触れる」必要があります。社会人院生のみなさまは、授業やゼミナールを通じて、さまざまな業界の学友とディスカッションを重ねてこられ、自らが身を置く狭い世界観を打ち破る勇気や、柔軟な思考法や、豊かな発想力の根源をも手に入れたものと拝察いたします。

また、修士論文や特定課題研究をまとめるうえでは、正解とされているものとさえ疑い、本来の課題解決のためにはどのようにすべきか。自分の頭で考えに考え抜いて、どんな質問にも自分の言葉で明快に説明できる「新たなる正解」を導きだしてこられたと伺いました。

そうした経験と自らで考え抜く力を手に入れられたみなさまだからこそできる、原発災害で疲弊しきった県内の経済や政策に対しての「新たなる正解・・」に大きな期待を寄せております。

本日は、おめでとうございました。
文責:吉田 佳世子


提供:ブログ編集室
社会人院生にご興味のある方へ
2014(平成26)年度の大学院経済学研究科・郡山教室科目等履修生出願締切は、4月10日まで延長されました。1科目からでも受講できるうえ、定期試験に合格すれば単位も認定されます。

近い将来、大学院への正式入学を考えているが、仕事と学業の両立ができるかどうか試してみたい!という方に特におすすめです。

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郡山教室科目等履修生の出願に関するお問い合わせは、教務課・科目等履修生担当(電話:024-548-8053)まで。