※後援会報 第48号(2014.8/1発行) 転載記事
海和 那奈 (稲村健太郎ゼミ生)
私たちの教養演習の授業では、自分で決めたテーマについて調べ、報告し、みんなで議論しています。その中で、情報が正確で十分なものであるかどうか、結論が論理的に導かれているかどうかなどについてお互いに指摘し合い、かつ、他の人の報告を聞くことで、自分たちの教養を深めています。
また、学外研修では山形県米沢市に行ってきました。酒蔵や上杉神社、上杉博物館、上杉伯爵邸、染織工房に行き、米沢の歴史について学び、紅花染め体験をしてきました。その中でも特に私は紅花染め体験が一番印象に残っています。紅花の花がどのようにして染料になるのか、その紅がどれほど貴重なのか、また染める際の環境など多くのことを教えていただき、その後割り箸や洗濯バサミ、輪ゴムなどを使い、出来上がりの模様を想像しながら実際に自分たちで染める体験をしました。出来上がってみるとハンカチが紅のきれいな色に染まり、また予想していなかった模様などができ、各々個性のある自分だけの紅花染めのハンカチを作ることができました。初めての体験が多く、学ぶことが多い研修でした。