2015年6月9日火曜日

ゼミ活動報告:奥本ゼミ夏合宿

※後援会報  49号(2015.1/23発行) 転載記事

門井 翼(奥本英樹ゼミ)

 私たちが今回決めたプランは猪苗代湖でウェイクボードをして鷲倉温泉という旅館で泊まるというものだった。ゼミで初めての泊りがけのイベントであること、そして、ウェイクボードという人生初のチャレンジがあったため、私はとても楽しみにしていた。
しかし、当日はあいにくの悪天候に加え、気温・水温がとても低かったため朝の段階でウェイクボードのキャンセルが決まった。送迎のバスの中みんなで話し合い、その日代わりに何をするか決めた。

 まず私たちはラーメン記念館に行き昼食をとった。そこではラーメン数種類が制限時間内食べ放題であった。ラーメンだけ見てもあっさりした醤油やこってりした豚骨と、とても味の範囲が広いのに、そこでは郷土料理やアイスなどのサイドメニューも豊富だったため私たちは皆満足した。

 次にバスが止まったのは五色沼である。時間も元気も有り余っている私たちは、奥本先生の提案で主要な沼だけ見るのではなく、そこにあるすべての沼を見て写真を撮って回ることにした。五色沼にある沼はその名の通り、沼によって言われてみれば程度の色の違いが楽しめた。なにより、沼と沼の間に距離が少々あるので全部の沼を見るためにはかなりの距離を歩かなければならなかった。むろん、最初の沼では元気が有り余っていたためそこにいる人全員がそんな距離なんて余裕のように感じていたが、実際歩いていると中盤あたりでだいぶ疲れがたまってきて、終盤の沼などやっつけ半分で見ていった記憶がある。

 その後私たちはまたバスに乗り、次は最終目的地である鷲倉温泉に行った。そこは奥本先生のゼミ生OBが経営している宿であり、私はコネの大切さを改めて実感した。宿はとても広く綺麗な内装であった。到着してすぐ2時間程度の自由時間が与えられたので、私たちは各自温泉に入りに行った。この宿には温泉が2つあり、1つが大浴場で、もう1つが屋外の離れにある露天風呂であった。大浴場はとても快適な温度でゆっくりつかっていられたが、離れにある露天風呂は温泉の温度がとても高く、入ればしびれるほど熱く出れば凍えるほど寒かったため長くはいられなかった。風呂の後には豪華な夕食が用意され、皆で一室に集まり親睦を深めながら楽しんだ。


 次の日、私たちは朝、朝食を済ませ旅館オーナーのスノボーの話で一同が盛り上がり、冬にはここで冬合宿をしようとも話し合っていた。また来たいと思うくらい私たちはこのゼミ夏合宿をエンジョイしていたのだと思う。暫し旅館のロビーで会談した後、旅館の方々にお礼とお別れを告げ福島大学へ帰ることにした。くしくも、天気は心地よいくらいの快晴であった。