2018年7月2日月曜日

租税教室を開催しました(6/29)


2018年6月29日(金)午前に「租税教室2018」を開催しました。

演題:租税教室――新設法人の申告と実務

・青色申告法人ならば受けられる税の特典とは?
・会社が納める税金にはどんな種類がありますか?
・企業会計と税務とでは,何が異なるのでしょうか?


租税教室とは,学生(生徒)が税の意義や役割を理解することを目的として,福島県租税教育推進協議会が実施しています。本年度は学類3-4年生を対象とする「財務諸表論Ⅱ」の1コマを充てたこともあり,日常的に経営学や会計学に関心をもつ学生を中心として約60名が出席しました。



通常の租税教室は税理士の先生をお招きして講演していただくところですが,本年は審理専門官の先生に「新設法人の申告と実務」の論題で90分間の講義をおこなっていただきました。


公認会計士や税理士の先生を招聘した授業は開設している経済経営学類ですが,此度の機会は滅多にありません。研究者による通常講義とはひと味違う「実践」の話に、参加者は耳を傾けました。

講演終了後には意欲的な学生との質疑応答もありました。「短期前払費用」や「生物資産」などの耳慣れない用語についても,噛みくだいて説明していただきました福島税務署の皆様には,心より御礼申し上げます。