2013年6月12日水曜日

大学院経済学研究科・郡山教室:「組織論」(三崎秀央・兵庫県立大学教授)開講:6/1

6月1日(土)、大学院経済学研究科郡山教室では、「組織論」(講師:三崎秀央兵庫県立大学教授)がスタートしました。

郡山教室(郡山市駅前1-14-1 増子駅前ビル5F ※JR郡山駅より徒歩5分)は、福島大学とゼビオ株式会社との産業連携協力協定のひとつして2008年4月に開講しました。開講科目はすべて、社会人の大学院生が在職のままでも受講しやすいように、土曜日・集中講義方式を採用しています。


三崎教授「組織論」は、講義内容をベースにした課題が提示されます。課題は、次回講義の終盤で院生たちよりプレゼンテーションされます。院生からの課題発表をうけて、院生間での白熱のディスカッションにはいります。レポートは、決められた時間内で的確に伝えるための鍛錬の場となるのはもちろん、院生同士で議論を深めていくことで、前回の講義内容を自分がどれだけ理解できていたのか、あるいは誤認していたところはないか、などを再確認できるようになっています。課題発表の準備のための思考過程は、まさに論理的思考プロセスを体感している時間ともなります。

課題は、教科書的な理論の整理ではなくて、前回の講義で学んだ学説や内容を組織分析の視座として、現存している企業の状況や問題点と照合させての発表となるため、院生からの質問内容も、学説の具体的検証へとつながるものとなってきます。さまざまな立場の社会人大学院生との議論を重ねることで、学説に基づく理論の習熟はもとより、実務に応じた分析視点が身についていきます。

アカディミックな理論に基づく講義聴講(学説や定義、トピックス、分析のための視座など、各テーマごとに詳細なレジメが配布されます)⇒実務的な課題チャレンジ⇒ディスカッション⇒次のステップの講義聴講・・・・と、スパイラル方式で全体が構成されているので、社会学、政治学、経営学、心理学、といった学際的色彩が濃く奥行きの深い「組織論」を丁寧に学びとることができます。

院生たちは、全7回の講義を通して、組織を見渡すためのより深い洞察力と分析能力を身につけると同時に、問題解決能力の向上とマネジメントするための知識の習得を目指します。

提供:郡山教室












文責:吉田 佳世子


※お知らせ********************

●1科目からでも学べる「科目等履修生」もあります。
郡山教室での後期開講科目「キャリア開発とビジネスコミュニケーション」では、科目等履修生としての受講も可能です。科目等履修生については、出願期間や出願に関しての手続きがございますので、福島大学教務課 共通教育担当 ℡ 024-549-0061 ℡ 024-548-8053までお問い合わせください。(※電話番号が変わりました)

 出願要項の詳細については、下記のアドレスをご参照ください。
  http://kyoumu.adb.fukushima-u.ac.jp/pdf/e_H25kamoku_m.pdf

 ・「キャリア開発とビジネスコミュニケーション」 授業スケジュール
(講師:松田 満江氏 リカレントキャリア代表)
10月12日(土)・10月26日(土)・11月2日(土)・11月30日(土)・12月7日(土)
13:00~17:50 (90分ごとに10分休憩)
※日程が一部変更になりました。(2013.7/24現在)

お詫びと訂正
「実践的Newマーケティング論」については、後期での科目等履修生の募集がございません。
問合せ先電話番号が変更となりました。